高校時代から家庭教師を始め、大学時代は塾講師、そして大学卒業後は関西最大手の現役予備校に就職しました。東大、京大、医学部から早慶関関同立志望者まで、さまざまな生徒を担当しました。10年務めましたが、後半の2年間は中学入試にも携わり、灘、甲陽、六甲、須磨学、海星、四天王寺など、さまざまな学校に生徒を送り出しました。退職後、レイブリックの指導と並行して、岡山の私立高校の医歯薬クラスで10年間教鞭を執りました。大阪の私立高校や大手医学部予備校で指導したこともあります。2018年からレイブリック専任です。

 小4の息子がいます(※)。幼少のころから数字に興味があり、散歩していても「1、2、3…」とひたすら数字を数えることが好きな変わったところがありました。幼稚園に入る前から時間を見つけて一緒に勉強をしてきました。公文に通っていたこともあります。息子はバスケや野球、ゲームが好きなのですが、勉強はそれらとは一線を画す特別なもののようです。彼にとって勉強は、努力すれば一番うまくいくもののようです。私が指導している生徒も、『数学が一番得意な教科で、数学では誰にも負けたくない』と思っている子が多いです。私は常々息子に「勉強はしたいと思う人だけがすればいい。したくなくなったらしなくてもいいからね」と伝えています。指導している生徒にも同じことを伝えています。小1で小学算数の全範囲を大雑把に学習した後、小2からは彼が行きたいと言っている灘中の過去問を一緒に解いています。もちろん彼にとってはとても難しい問題ばかりですが、ゆっくり時間をかけて考えてもらうと解けるようになってきました(「思考数学」ではなく「思考算数」ですね)。現時点で過去15年分を解き終わりました。小4の初めから希学園に通っています。入塾して1ヵ月後に行われた公開模試の算数で全国1位を取りました。これまでの努力が実ってとてもうれしそうでした。最初から難問をスラスラ解ける人はいません。初めはゆっくりでいいのです。誰もが持っている「考える力」に焦点を当てて学習すれば、もっと自由に楽しく数学の力を伸ばすことができると私は思っています。

(※)現在、小5です。少しずつですが親離れが始まってきました。愛情と理性を持って、この自然な流れを受け入れていきたいと思っています。