受講生の予習答案(高2/学習院大学)

数B「数列」の問題です。3つの条件から三角形の3辺の長さを求めます。ほとんどの生徒は、辺bの長さまでは求められるのですが、そこで諦めてしまいます。1つ目の画像に注目してください。この生徒も途中で役に立たない式を立てて失敗しています。しかし、それで諦めません。私の受講生の特徴です。ここからが腕の見せ所です。まず、余弦定理、三角関数の90°の公式、sig2X+cos2Y=1の公式を用いて、文字p(彼が設定した文字。自分で文字を設定する発想自体が難しいです)だけの式を作っています。次に、その式を整理し、因数の形にして(これも少々複雑なため気づかない生徒も多いです)pを求め、見事正解させています。

この生徒は受講して5ヵ月ちょっとです。入塾前に比べて学習時間が格段に伸びたようです。自宅でも頑張っているようで、先日、保護者様からもその旨のメールをいただきました。問題は、学校です。これまでとは打って変わって、時間があれば勉強に打ち込む彼の姿を見て、複数の同級生がからかってくるそうです。私はそれを聞いて腹が立ちました。なぜ一生懸命にがんばる人間の邪魔をするのかと。それと同時に、かなり古いですが、中島みゆきさんの例の歌が頭の中に流れてきました(知らない方は一度聞いてみてほしいと思います)。

「ファイト!闘う君の唄を

闘わない奴等が笑うだろう

ファイト!冷たい水の中を

ふるえながらのぼってゆけ」

以前、息子にも同じようなことがあり、ユーチューブでこの曲を聴かせました。息子は目をつぶってビブラートをきかせながら熱唱していました。小学校低学年の歌う「ファイト」(笑)。

例えば、サッカーに打ち込む友だちがいたとしましょう。格好いいですね。キラキラしていますね。勉強も同じです。何かに打ち込む人は格好いいと思います。この受講生にも「そんな友だち(もはや友だちでもないかもしれません)は放っておけいい。今よりもっと打ち込んだ方がいい」と伝えました。