受講生の予習答案(高2/大分大学)

整数問題です。赤のアンダーラインに注目してください。文字の大小関係(x≦y≦z)に注目して新たな不等式を作った後、不等式の両辺を(x₊y₊z)で割ることで、「7≧2x」を導いています。中級者以上なら、ここまでくればもう解けたも同然です。整数問題は計算のみでパッと答えがでないことがほとんどです。目星をつけた後、地道に答えを探していく作業が必要です。

この生徒は夏期講習から受講を開始しています。何を考えているのかわかりにくいところがあり、最初はどう接していけばいいのか迷いましたが、今はこの生徒とのやり取りを楽しんでいます。現在指導している中でこの問題を初見で解けたのはこの生徒だけです。初中級者が知らない解法や考え方を駆使して予習の問題を解いてくる頼もしさがある反面、意外に易しい問題でつまづく不思議なところがあります。現在、そのつまづきの原因を突き止めながら指導を行っています。この生徒の場合、その「ムラ」をなくすことができれば、今より+10の偏差値を安定して取れるようになるかもしれません(もともとの偏差値が低くはないため、この生徒の場合+10だと考えました)。「安定」という条件を外すと+15です。満点を取ってもこの数字には届かないこともあるかもしれませんが、高3の終わりまでにはぜひ1度取ってほしいと思います。