初級者が最も犯しやすいケアレスミスが2種類あります。これを気を付けるだけでテストの点数が何点か上がる可能性があります。

上の画像にそのミスがあります。わかりますか?
ひとつ目は②の式の中にあります。左から3項目の「\(6\)」です。本当は「\(6a\)」ですね。これはどういうタイプの間違いかと言うと、複数の項を展開するときに、カッコ内の数字(文字)とカッコ外の数字(文字)を掛け合わせるのを忘れるタイプです。特に、掛け合わせる数字同士が離れているときによく起こります。
ふたつ目は③の式の中にあります。一番右の項の「\(6\)」ですね。②の式が正しいとすると、「\(-6\)」でなければいけません。これは、プラスマイナスのミスです。これはひとつ目よりも遭遇する率は高いです。いわゆる「ミスオブミス」です。
「えっ、そんなミスする?」と意外に思われるかもしれませんが、ミスとはそのようなものです。それを軽く受け流してしまうのでなかなか改善されないのです。引き算や掛け算のミスは生徒が思っているほどはお目にかかりません。生徒自身が「ミスをするかもしれない」と思って少し気を張って計算しているからかもしれません。
私は担当する生徒ひとり一人のミスのパターンを頭に入れて指導しています。毎回の添削で分析済みです。塾に通っていない生徒や集団授業塾で学んでいる生徒は、自分のミスのパターンを頭に入れておいた方がいいと思います。そのためには、ミスを犯したときの姿勢が大切です。「次からはこんなミスしないだろう」と軽くとらえるのではなく、意識的に頭の中にそのパターンを入れるよう心掛けるといいと思います。