生徒からの質問と全統記述模試

出勤直前に生徒からラインが入り、定期テストの問題について質問を受けました。数Ⅲの微分です。

すぐに返信しようと、電車の中で書いた解説が上の画像です。

この生徒も4ステップの解答(答案)に縛られすぎていたことが原因で、理解できていないようでした。解答から離れて自力で考えようとすれば解決できたと思います。

4ステップの解答は、解答そのものとしては完璧なものかもしれませんが、実際に問題を解く際の「思考の流れ」通りには書かれていません。それをそのまま頭に詰め込んで定期考査で結果を出す生徒もいますが、同じ問題を数ヵ月後にチャレンジしてみると、解けなくなっているケースが多いです。

先日、高3生が高校生活最後の全統記述模試を受けました。その問題を入手して解いてみたのですが、とても簡単でした。ほとんどが問題文を見ればすぐに解法が浮かぶ問題でした。微分の最後の小問1問を除き、難しい問題はありませんでした。ある程度数学ができる生徒なら180点以上は軽い、と思いきや、その生徒の周りの友だちたちはとても難しかったと言っていたそうです。解法の暗記を優先させ、復習重視の学習に取り組んできたことが原因です。もっと自分の力で考えて問題を解くことに力を入れるべきだったのです。

定期考査の学習と言えども、せっかく問題を解いているのですから、解法の暗記に終わらずに、思考力を養う訓練も意識しながら学習してほしいですね。