ここで私が使用する「頭が良い、悪い」という言葉は、あくまでも学習に限定したものです。その中でも主に「理解力、思考力」に対して用いていることをご理解ください。
中高一貫校を目指す生徒の多くは、小学4年生辺りから専門の塾に通い始めます。そして、4年生の終わりごろから5年生辺りに、おおよその「立ち位置」が固定されます。小学低学年から専門塾や公文式教室などに通い、アドバンテージを得ていた生徒も二極化されます。つまるところ、その原因は何か。一番の原因は、頭の良し悪しであると私は考えます。
受験に必要な知識や考え方を学んだ後は、その知識をどう運用するかが主な勝負になってきます。それ以降は、先取り学習でのアドバンテージはほとんど消滅してしまいます。例えば中学3年生の頃は下位に低迷していた生徒が、高校2年生になって急激に順位を上げるということが時々起ります。努力の要素もあるかもしれませんが、主な原因はやはり、その生徒がもともと頭が良かったからだと思います。
息子の例で恐縮ですが、息子曰く、彼よりも頭が良いとはっきりとわかる子が塾のクラスに2人いるそうです。(私)「その生徒は、真面目? いつも集中して授業を受けているの?」(息子)「ううん。授業中よくシャーペンを解体したり、筆箱を投げたりしている」(父)「………。そうか、お前は努力型だから集中して授業を聞かなあかんよ」 これは極端な例かもしれませんが、これに近いことは勉強の世界ではよくあることです。
固定化されつつある順位に抗うために努力の量を増やす生徒もいますが、ほとんど順位が変わらない(上がってもまた落ちるなども含めて)ことが多いです。原因は指導形態にあると私は考えます。中学入試の塾なら、「授業で先生から説明を受けた後に類題を解く→それを宿題で復習→翌週に復習テスト」という流れです。大学入試なら、「予習→授業→復習→塾によっては復習テスト」という流れでしょうか。結局、みんなが同じことをやっています。塾が違っても指導形態にほとんど差はありません。成績が能力順になるのは当然です。指導形態についてもう1つ注目しなければいけないことがあります。それは、この指導の流れの中に、頭を良くすることに特化した要素が入っていないということです。確かに、知識を得ることはできます。たくさん問題を解くことで、問題を解くための「慣れ」を得ることもできるでしょう。しかし、初見の難問を自力で解く能力はほとんど身につきません。ただし、これにはひとつ例外があります。それは、頭の良い生徒です。彼らのみがこのシステムでさらに思考力を伸ばしていきます。
再び息子の話で恐縮ですが、息子は小学2年生のときから灘中の算数の過去問を解いています(息子については「プロフィール」をご覧ください)。それは決して灘中の傾向を知るためではありません。頭を良くするための訓練として行っています。塾とは別に、自分の世界に入って(息子はそれを「ゾーンに入る」と呼んでいます)じっくりと問題と向き合い、あれこれ考えを巡らせながらなるべく自力で解ききる経験を積むことで、将来出会う難問に立ち向かうための思考力を養っているのです。
レイブリックの話に戻します。指導の際に私が一番力を入れていることは、生徒の頭を良くすることです。入塾時は生徒によって理解力や思考力に差があります。おそらく生徒本人や保護者が感じておられるよりも大きな差です。しかし、本コースで頭を良くすることに特化した指導を行うことにより、これまでひとりの例外もなく理解力、思考力を向上させています。まず問題を解く際の姿勢が違います。「思い出す」のではなく、「考える」ことを重視して問題と向き合うようになります。力がついてくると、特に思考力については、それまで何の訓練も積んでこなかったから弱かったのだという事実を実感するはずです。それは固定化された「立ち位置」から解放されつつあることを意味します。「では、具体的にどういう指導をしているのか」と思われる方もいると思います。体験授業を受けていただくのが一番いいと思います。体験授業を受けて入塾されない場合は体験授業の受講料をお支払いいただく必要はありません。受講を継続される場合のみ体験授業の受講料をいただいております。