物理の復習テスト

2ヵ月前に行った「波動」の復習テストです。

覚えているから解けるのか、本当にわかっているから解けるのかをはっきりさせるために、授業から一定期間(2ヵ月弱)をあけてテストしました。直前の復習も禁止です。授業で間違えた問題すべてを出題しました。

いつもは2時間程度かかるのですが、今回は1時間ぐらいで解いていました。ほぼすべて正解でした。

この生徒は高2ですが、すでに「力学」~「電磁気」までの基本原理は習得済みで、標準問題も一通り解いています。先日初めて解いた共通テストの過去問も86点でした。問題形式を知らないにもかかわらず、この点数が出せたのは、どんな問題にも対応できるように日頃から学習しているからだと思います。この生徒は、定期考査でも「結果的に」好成績を収められています。2学期の中間考査では学年1~2位でした(分布表で発表されるためどちらかは不明)。期末考査の順位はまだ出ていませんが、得点と平均点を見ると中間考査と同じぐらいの順位だと思われます。

当コースの物理の授業は、指導開始後しばらくすると、1回の授業で複数の分野を同時に指導します。例えば、前半に「電磁気」の標準問題の解説を行い、中盤に「力学」の難問の演習を行い、後半に「原子」の基本原理を説明する、といった具合です。ひとつの分野に集中して指導を行う指導者もいますが、そうすると、他の分野が疎かになり、せっかく身につけた「問題を解く際の感覚」を忘れてしまいます。高3生が、共通テスト模試で60~70点しか取れなかったり、全統記述模試で偏差値60を超えられなかったりするのは、それが一つの原因であると思われます。

能力はあるのに現役で理科が間に合わない受験生は非常に多いです。高3になって物理にそれほど時間をかけなくてもいい状態を作ることができれば、他教科に時間を回せるため、余裕を持って受験勉強を行うことができるはずです。