「子どもが勉強しない」と悩んでおられる保護者は多いと思います。子どもが勉強をしない原因としては、生来の性質、家庭環境、学校の雰囲気等が考えられますが、それを改善するのに効果的な方法が1つあります。それは、保護者自身が勉強をする姿を見せるというものです。

私の息子は勉強が大好きです。「勉強が好きだ」と言うと、変わった子だと思われるかもしれませんが、例えば「サッカーが好きだ」と言う子どもを変わっていると感じる人は少ないはずです。サッカーに対して勉強は一種苦行のように感じる風潮が世間にあるのかもしれません。「勉強が好き」ということと「サッカーが好き」ということは、同じように微笑ましいことだと私は思いますがいかがでしょうか。

話を戻します。息子が勉強を好きになった原因はいくつかあると思いますが、その大きな1つとして、「私の姿を見てきた」ということがあると思います。私は職業柄、自宅で常に勉強をしています。授業の予習、教材研究、入試問題研究等、すべきことがたくさんあります。私は勉強に集中すると、息子が隣でゲームをしていても気になりません。「クレヨンしんちゃん」を観ていても平気です。ですので、勉強をする際も、息子を遠ざけることはしません。ほとんど常に息子がそばにいます。息子は小学4年生です。生まれたときから同じ生活をしているので、彼は約10年間、自分以外の他人が集中して楽しみながら勉強をしている姿を見てきたことになります。

保護者から「子どもが勉強をしない」と相談されることがあります。それを受けて当の本人と話をすることもあるのですが、本人から「そう言う親(特に母親)は勉強をしてきたのか」というメッセージを、言外にも感じることが少なくありません。特に、東大、京大、阪大、医学部を目指す生徒は、本当に多くの時間を勉強に費やさなければいけません。現時点で勉強が好きでない生徒は、長時間の苦行を強いられるのです。この「感じ方」自体が正しいかどうかは私にはわかりません。しかし、現実としてそう感じてしまっているのです。それに対して「その感じ方は間違っている。あなは私と違って医学部を目指しているのだから今しんどいのは当たり前」と子どもに説明し、心から納得してもらうのも手かもしれません。それが上手くいかない場合は、思い切って親御様が勉強をする姿を見せるのもひとつの方法だと私は思います。その姿を見て、何も感じない子はいないはずです。勉強についての共通の課題について話をすることで、お互いの立場や気持ちが分かり合えるかもしれません。例えば、お子さまが学校に通っている昼の時間に、お子さまの定期考査の内容等をご指導することは可能です。教科は数学か物理です。基礎から丁寧に指導させていただきます。何年も継続して受講される必要はありません。3~4ヵ月ほど本気で頑張っていただければ結果は出ると思います。お子さまと定期考査の点数を競い合ってみてはいかがでしょうか。